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ブルク・バッハ室内合唱団

 ブルク・バッハ室内合唱団は、世俗曲、宗教曲を始めとするクラシック曲や現代曲を通して、音楽により相互の理解と信頼を深め、人間的成長をめざしています。
 
【設立の趣旨】
 古典曲(バッハ、モーツァルト、ヴィクトリア、ラッソ等)を始めとする世俗曲、宗教曲を私たち日本人は如何に究められるか。併せて日本曲の詩の美しさを如何に表現するか等を課題として、古典音楽を一人でも多くの人々に啓蒙し普及して行きたいと希望し、その音楽の振興発展に努力せねばならない、との使命感を抱き、ここに「ブルク室内合唱団」を設立するに至った。笹倉強(2003年1月24日)
 ブルク室内合唱団は、今後の方向性を明確にするため「ブルク・バッハ室内合唱団」に改名致しました(2009年12月11日)。

これまでの演奏会の曲目

2003年1月 笹倉強氏(2021年6月まで常任指揮者)「ブルク室内合唱団」設立
2004年4月、2005年4月、2007年9月、2012年4月 以上4回のミニコンサートを開催(にいざほっとぷらざ)
2004年11月より、新座市民まつり文化祭「合唱の祭典」に毎年参加出演(新座市民会館)
2005年5月 コラール・エヴァ女史による研究会を主催(日本コダーイ協会後援)(りとるかりん)
2006年7月 日本コダーイ協会主催「世代をつなぐア・カペラの響き」参加出演(津田ホール)
2006年11月19日 「第1回演奏会~ア・カペラ&カンタータの世界 I~」開催(日本大学カザルスホール)
2008年6月 バッハゆかりの地を訪ねる旅主催(アイゼナハからライプツィヒヘ)
2008年9月 「ふれあーコンサート」参加出演(新宿文化センターホール)
2009年1月18日 「第2回演奏会~ア・カペラ&カンタータの世界Ⅱ~」開催(浜離宮朝日ホール)
2009年12月 「ブルク・バッハ室内合唱団」に改名
2010年6月 コチャールM氏のセミナーを主催(志木ふれあいプラザ)
2011年2月11日 「第3回演奏会~ア・カペラ&カンタータの世界Ⅲ~」開催(浜離宮朝日ホール)
2013年3月20日 「第4回演奏会~ア・カペラ&カンタータの世界Ⅳ~」開催(浜離宮朝日ホール)

2013年7月 「日本コダーイ協会全国大会 in Tokyo 2013」参加出演(かつしかシンフォニーヒルズ)
2015年4月18日 「第5回演奏会~ア・カペラ&カンタータの世界Ⅴ~」開催(浜離宮朝日ホール)
2016年9月 岡部申之氏のセミナーを主催(にいざほっとぷらざ)
2017年4月8日 「第6回演奏会~ア・カペラ&カンタータの世界Ⅵ~」開催(浜離宮朝日ホール)
2018年5月 「ぼあかるむ演奏会」参加出演(ふるさと新座館)
2021年6月20日 「第7回演奏会」開催(新座市民会館)
2021年7月 谷川晃氏、常任指揮者に就任
​2024年10月26日 「第8回演奏会」開催(彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール)

設立者(2003年1月~2021年6月 常任指揮者):笹倉 強

設立者:笹倉 強
 武蔵野音楽大学音楽学部声楽科卒業、同大学専攻科修了。声楽を井崎千恵教授、ピアノを若尾輝子教授、指揮法を甲斐正雄教授等に師事する。音楽科教諭として城北学園(1955-1980)、城北埼玉学園(1981-1991)等に奉職し芸術音楽の授業の他、授業の延長線上にクラブ活動の合唱指導に専念し、それぞれ成果を上げた。NHK合唱コンクール30余回出場、うち全国大会にて第3位入賞。米国高校合唱団来日に伴い2度の交換演奏会・民宿等。国際音楽教育会《ISME》モスクワ大会(1970)、パース大会(1974)等に城北高校合唱団参加出演。オレゴン大会(1984)には城北高校・城北埼玉高校OB合唱団合同で、全日本音楽教育協会より推薦を受け我が国の音楽教育の代表として参加出演しそれぞれ任務を果たす。武蔵野音楽大学及び東京学芸大学の非常勤講師を歴任し後進の育成に努める。城北オラトリオ合唱団を設立し(1980)、オラトリオ(メサイア)、ミサ曲等の演奏会を開催する。
​ 日独指揮者交換演奏会を企画し、東京(練馬文化センター)/ベルリン(フィルハーモニー・ホール)で演奏会を開く(1996)。4つの女声合唱団「ALNS」を編成し《ウィーン世界青少年音楽祭》(2002)の成人の部に出演し、ウィーン市長より特別文化部門賞を受ける。埼玉県知事より「文化ともしび賞」受賞(2002)。日本合唱指揮者協会員、日本音楽教育学会員、新座市文化協会顧問、板橋区混声合唱団顧問。

常任指揮者(2021年7月~):谷川 晃

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 指揮者、声楽家、ボイストレーナー、編曲者、音楽プロデューサーのかたわら、ステージ企画及びマネージャーも務める。これまで声楽作品(合唱、オペラ、独唱)を始め、室内楽、ピアノなどの鍵盤楽器、打楽器を含むルネサンスから近現代の作品に幅広く取り組む。

 師である笹倉強先生とは、30余年に渡る音楽活動を通じて信頼も厚く、当合唱団の第7回演奏会《J.S.バッハの世界》(2021年6月)ではミサ曲ト長調BWV236ステージを指揮する。同年7月よりブルク・バッハ室内合唱団常任指揮者に就任。

 近年の活動として、2023年からSerendipityシリーズ「声楽家×作家×ジャズ音楽会」「クラシック×シャンソン×ジャズ演奏会」「ドイツ音楽の世界×文学的アプローチ音楽会」「映画音楽の愉しみ」「日本語の詩×音楽×舞踊」を開催。学生や若手からベテランまで世代を超えた音楽家たち、さらに志ある音楽愛好家の参加など、幅広く発表の場を創出し、ジャンルの異なる音楽家60人以上、作家、言語学者、ダンサーとのコラボレーションを実現している。

 信条としては、共演者の感性や提案を積極的に企画に取り入れ、アジャイル的に舞台を創り上げることである。

 上記の演奏会では、日本を代表する音楽家とビジネスパーソンの共演による本邦初演の音楽劇や、言語学者による外国歌曲における日本語理解を深めるための創作ストーリー発表など、他に類を見ない演出のほか、声楽ヴィルトゥオーゾと現役音大生のアンサンブルに視覚的演出としてダンスを盛り込むなど、会場の高揚感を高める演出に、観客はもちろん出演者やスタッフからの評価も高い。

 ここ数年では、年代や国境を越えて多数の作曲家の作品を取り上げており、バロックではバッハのミサ曲ト長調BWV236、カンタータBWV12、BWV82、BWV112、ヨハネ受難曲BWV245、クリスマスオラトリオBWV248などに取り組む一方で、古典派から現代までその他多数の国内外の作品(モーツァルト、ブラームス、シューマン、フォーレ、プッチーニ、コダーイ、ジョン・ラター、團伊玖磨、一柳慧など)を解説付きで深掘りし、演奏するスタイルで好評を得ている。

 男声合唱団ブルクメンネルコール、室内楽コンチェルティーノ、アンサンブルSONOS指揮者、音楽プロデューサー。Music Office Sonus代表。日本声楽家協会正会員、電子情報通信学会正会員。

ピアニスト:德増 百合子

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 武蔵野音楽大学卒業。複数回に渡りフランス、ビアリッツでの夏期講習会に参加、ピアノをジェルメン・ドゥヴェーズ女史にソルフェージュをザビーネ・ラクワレ女史に師事し修了演奏会に出演する。ヴァディム・サハロフ氏のフランスでのセミナー参加。

 第16回彩の国埼玉ピアノコンクール奨励賞受賞。

 第14回PIARAピアノコンクール信越地区大会最優秀賞を受賞、また浜松市にて行われたPIARAピアノコンクール全国大会、大学・一般部門第2位及びスタインウェイ奨励賞を受賞。
 第18回・第19回ヤングアーチストコンクール一般部門優秀奨励賞を受賞し、第11回ヤングアーチストピアノコンチェルトに出演する。
 ピアノを武山百合子、澤田紀子、藤村佳美、村上千佳、丸山徹薫の各氏に師事。ピアノ教室Clair(クレール)主宰。声楽、室内楽のピアニストとしても、活躍している。

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